だから最強チームは「キャンプ」を使う。
「創造性」と「働きがい」を生み出すビジネス合宿術
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会議でなんとかするって?
そこがダメなんです──。
いま最先端の企業が取り入れている「ビジネスキャンプ」のやり方を次世代型コンサルとして知られる博報堂ブランドデザインが解説。
「会議という手法が抱える限界」「個人がうまく組織で輝けない理由」を明らかにしつつ、
集中的問題解決の手法
チーム力アップのルール
「働きがい」を生み出す秘訣
を紹介している。
チームの歯車が噛みあわない原因の多くは、個人と組織のすり合わせがうまくできていないことにある。
サッカーや野球などのチームスポーツをイメージしていただくとわかりやすいのではないか。試合だけをくり返しても、個人練習だけをくり返しても、強いチームをつくることはできない。ある時点で合宿やキャンプをおこない、チームとしての戦い方を全員で確認し、個人とチームの関係を集中的に調整するからこそ、チームの基礎を固めることができ、連係をともなった効率的な組織プレーができるようになるのである。
ビジネスとなると、どうしても"試合"と"個人練習"に終始しがちなのだが、じつはそこはスポーツと同じだ。調整すべきものはきちんとした機会をもって調整しないと、本当のチーム力は発揮できないし、"組織プレー"も、個のよさを生かしたファンタジックなプレーも、生まれにくくなる。
やはり「キャンプ」が必要なのである。